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No.790

#癸生川凌介事件譚 勢いで2作目の海楼館殺人事件もクリア。

建物の構造を頭に入れながら話を聞いてないといけないのがむずかしかった。ひとつずつ選んで文章作るところはもはや叫びそうだった。
真犯人の描いてたシナリオが劇的で真相はあっさりしてるとこがまたいい感じ。本物っぽい。

伊綱がしたたかでかっこいい。ちょっと危なくても問い詰めるし、殺人があっても動じずに然るべき処置ができるのが頼もしい。それも修羅場をくぐり抜けてきたからかもしれないけど。なんか時系列がばらけてるみたいなので読んでいくのが楽しみ。たたむ


最後に癸生川が出てきて良いところを持っていくせいでこの変な男がもっと見たい!と思ってしまう恐ろしいシリーズだわ。終盤はもう黄門様の登場を待ってるときのような気持ちになる。

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