『コーヒートーク』感想

GW期間中のクリア3本目。 異種族が共に暮らす世界で、夜だけ開店するカフェでお客さんたちの日常を垣間見るアドベンチャーゲーム。 プレイヤーことバリスタはひたすらお客さんの話に耳をかたむけて、注文どおりにあたたかい飲み物を出すだけ。ゲームとして難しいことは何ひとつないけど、注文する前の話をちゃんとくみ取らないといけなかったり、コーヒーや紅茶のレシピの知識が必要なのがまさにバリスタ体験だった。 劇的な何かが起こるわけではないので、寝る前とかにちまちま進めるのが一番おもしろかったかもしれない。まとめて読んじゃったのは少しもったいなかったな。 客の誰かにフォーカスせず開店から閉店までの時間区切りで、出来事が並行するのも日常感強め。 淹れてるときの音や店内に流している音楽も含めて、とにかくまったりしているので夜にぼんやり遊ぶにはもってこい。いつものことながら、私が気になるゲームはそういう系統が多いね。 お客さんはみんな小さな問題を抱えてこの店に来るんだけど、最終的に決めるのは本人で、それも主人公の決定的なアドバイスじゃなく、客同士の話のなかで進んでいくのも面白かった。常連ネットワークみたいなものへのあこがれが刺激される。 あそこまで私生活のこと話すの常連同士ならわからなくもないけど、聞いてても口挟むものかな。私のような陰キャには一生かかっても理解できないだろうな……。 異種族が同じように生活するためにどうしてるかって現実的な話がたまに出てくるのがとても好みだった。ネコミミ族が猫に変身して通勤するとか、種族間で時間感覚が違うとか。宇宙人が出てきてもちょっと面食らうくらいで、すぐ馴染んでコミュニケーションのやり方教えてるのとかまじ異世界。なじみの人狼が変身したまま店に飛び込んでくるよりよっぽど事件だよ。 端々に感じる未来感からこの世界がどうやって発展してきたか想像するのもまた楽しい。 オートの挙動が独特で、切り替えたときに次の会話まで進む慣性があったり、ログ確認してる時にオートそのままにしてるとそのまま流れたりする。 ゲーム的にはなかなか不便だけど、リアルの会話が常に止まらずに流れていくことを思うと、わざとそうしてるのかもしれない。 とりあえずの終わり方も、みんながみんないい方向に進めるわけではないのがまたビターですてき。 飲み物は注文を無視しても自由に出せるから、正しく(または全無視で)サーブできれば展開が変わったりするのかな。 1周目終えて、同時に「まだあなたは一部の物語しか見てない」なんて言われたら流れるように2周目始めちゃうよ~ というわけで、最後の諸々や正しいレシピを考えながらのんびりもう1周楽しもうと思います。

2022-05-21 · おいしい水

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』クリア感想

GW2本目のクリア。switch版です。核心的なネタバレを含みます。 夢中で遊ぶあまりスクショがこれしかなかった 評判に違わず面白かった! ただ犯人が確定してからのムービーがどうしてもエグいから、仮に発売当時にゲーム機持ってても最後までやれなかったと思うので絶好のタイミングだった。 本来規範を学ぶべき場所でコロシアイやってるし、色使いとかモノクマの露悪的でメタな言いぐさが刺激的なので熱狂的なファンがいっぱいいるのも納得。 ゲームシステムについて 探索パートが想像してたよりかなり楽だった。 ワープできるし、地図のキャラのいる場所と行かなきゃいけない場所には印がついてるし、寄り道しようとすると誘導される。証拠が集まってない状態でエリアから出ようとすると警告してくれるのもありがたい。学級裁判に全力を注げる。 進むと事件が複雑になって、学級裁判でやることも徐々に増えていくから毎回緊張感があるのもよかった。 あんまり覚えてないな~ってこともいつでもメニューから確認できるのと、苗木のヒントがとても親切なので謎解きが難しくて詰むことはまずない。 ただ私の射撃力がなさすぎて、議論パートは何回かイライラすることはあった……矛盾しているところはわかってるのに……的をよく見ろ……難易度さげてもいいんだぞ…… ストーリーについて 事件の動機に人間関係が絡むから、なんならいつのまにか非日常パートのほうが楽しみになってた。 やってることは命かけてる絶望的な学園内のデスゲームなんだけど、ちょこちょこ茶化してくるから暗くなりすぎないところもよかった。それでもおしおきの後はちょっとつらい。 全体の結末は生徒たちの身に起こったことがSFチックでとんでもないけど、モノクマが話をぜんぶ聞いていて瞬時に移動して話に参加してくるとか、超高校級の生徒たちの能力からして浮世離れしてるし、細かい事を考えたら負けだと思う。ミステリーでこれ言うのどうなんだ。 コロシアイ仕掛けた真犯人に辿り着くまでのトリックと史上最悪の絶望的事件の中身はそこまで関係なかったから気にしないことにする。 黒幕がころころキャラを変えてくるのが人間味がなくて、「超高校級の〇〇(職業)」じゃなくて「絶望」って概念的な存在にぴったりでラスボスにふさわしい感じ。好き。もしはっきりと動機があったら目的のある一人の人間になってしまうし。 全体をとおして好きだな~と思ったキャラのことを考えると、やっぱり何かしら信念があって脱出したいと思ってたから、人間を人間たらしめているのは極限の状態でも譲れない信念だなあと思ったんだよね。 人格が安定しないって意味では腐川も黒幕と似てるけど、ジェノサイダーは本物の殺人鬼なのになんだかんだギャグ要員で、最終的には1年前に起こった事件の記憶がある最後の切り札だったのが面白い。 ジェノサイダーは萌える男以外殺さないって一貫したこだわりがあって、腐川と同じ人を好きだったから同じ人だと思えるのかな。二人が決定的に違うところってどこだったんだろう。 それでも、黒幕もこれまでのコロシアイと同じように自分がつくった校則にのっとってクロとして処刑されたわけで、実は概念的なやばいやつじゃなくて単にネジのとんだ人間かもと思ったりもする。 結局ひとりのクラスメイトを犠牲にして卒業したって絶望はすこしだけ残ったところが後味悪いよね。それも嫌いじゃない。 楽しい青春の記憶が誰にも残ってないから、逆に学園に残ることへの未練もなくなったのかもしれない。 最後に希望をみつけて玄関に立ってるところ、謎が全部解けた後だから明るい気持ちになるのは当たり前なんだけど、友情ともちょっと違う結束感で一人一人が自分にできることをやっていこうと決めているのが印象的だった。最後の捜査しかり、行く場所はちがうけど目指す場所は同じことを感じられたというか。 なんか上手にまとまらないんだけど、とにかく刺激的で面白かった。 各キャラにもいろいろ考えたところがあったはずなのにおぼろげで悔しいので、2以降はプレイ記でもつけようかな……

2022-05-05 · おいしい水

『Titan Chaser』(switch)感想

GW初日からゲームをクリアして良いスタートを切りました。 夜の郊外へ出て、街に迷い込んできてしまった巨大なモンスター(作中ではタイタンと呼ばれている)に光を照射し、元の住処へ帰してあげるアドベンチャーゲーム。 4話+α構成でやることもシンプル。車内にターゲットの情報と帰し方が書いてあるので、それに従って車を走らせ、たまに歩いて目的のものを探す。 遊んでいる時間のほとんどが一人で目的地を探して走ってる時間で、主人公の独白で通りがかった場所にまつわる話が聞けるくらいだから、アドベンチャーというよりは雰囲気を楽しむドライブシミュレーションだった。 他の誰もいない静かな道路を、誰かが残したミックステープを聞きながら、得体のしれないタイタンを探して車を走らせているととてもさみしい気持ちになる。その空気が寝る前のリラックスにぴったりだった。 タイタンを倒すでも捕まえるでもなく、帰してあげるっていうのがいいよね。 外は誰もいないから、水にさえ入らなければ基本的に好き勝手走れるのが楽しかった。道のない草むらを爆走してショートカット、ドアを開けたまま走行、燃料や環境問題を気にせずエンジンをふかしたままで車を離れても怒られない。時間制限もないので方向音痴にも安心。 操作が独特で、車を走らせるためには現実でやるのと同じように、ドアを開けるところからひとつずつ操作しないといけないのは個人的にはすこし面倒だった。動かしたいものに結構近づいて対象を画面中央に合わせないとアクションできないからまどろっこしい。 あと拡大以外の操作説明がどこにもないので、最初は自分の部屋すら出られなくて詰むかと思った。 Xが決定、Aでジャンプ(運転中はサイドブレーキ)、ZRで前進、ZLで後退。動けなくなったり水没したら車内のトランシーバーの赤ボタン(SOS)で助けを呼べる(これ攻略を探すまで気がつけなかった)。 セーブの仕様も癖があって、チェックポイントから再開するとき、章の最初からやり直してメニューから直近のチェックポイントに戻れるんだけど、そうすると主人公が同じことを言うので進行がリセットされている気がする。後から考えれば中断しないでSwitchをスリープモードにすればよかった。1話が短いから巻き戻ってもそんなに気にならないけど、毎回ちょっとヒヤヒヤする。見逃したところをもう一回聞けるから一長一短かも。 ネタバレを含みます エンディングの分岐はぜんぶ見た。どれも今後を想像したくなる感じで好き。自立ルートが一番好みだった。 タイタンが近づいてきたときの足音や、雷でクラーケンの姿がはっきり見えたときちょっと怖かったから、時間がかかっても多少部屋が窮屈でも、タイタンに直接出会う前の平穏な生活に戻りたいって思うだろうなって。 待遇のよさを見てもあの会社は人の入れ替わりが激しそう。結局街にいる人は不便が起こっている原因を頭ではわかってるけど、まだタイタンと共存しはじめたばかりで行政も手探りなんだろうなというのが端々から伝わってきて面白かった。 エンディングのあと、ほんの少しでも後日談みたいなの見てみたかったな。のんびりやってたから最後の話は衝撃だった。 ゲームとしては大味だったけど雰囲気が好みだったので楽しかったです。続編あったらまた遊びたい。

2022-04-29 · おいしい水

eclipse chapter15「蝕」

今回1話しかないのに数ヶ月空いたのよくわからない なんか目が覚めちゃった 本編 息子は別人だし故郷めちゃくちゃにされていきなり清風かわいそうになってきた 巻雲に実権握ってもらわないと後々出てこれないけどさあ 一応ティトリマは生きてたみたいでよかった でもソフィーと話すとこまでいってほしかったし東方に寄せた公演も見てほしかったな 再会楽しみにしてたので 真剣なところなのに半兵衛が車輪で転がって逃げてくるの面白かったです 外してあげて 真日の在任期間と日食って関係あるんだね イズミと巻雲の会話を見てたら永久の民の人たちは数字こそついてるけど意外とガチガチの序列って感じじゃないのかもしれないと思った 第三(デヴィアス)が他の人蹴落として真日になりたいって人だっただけで もっと「スドリカ(龍)万歳! スドリカ復活のためなら犠牲はつきもの!」ってだけの人の集まりだと思ってたよ 普通に一度きりの人生を送ってる人たちからしたら平和を壊そうとしてる人たちの集まりなのに、こんな人間味を見せられたら好きになっちゃいそう レイの会話 なんかもう最初から姿が薄いしよく分かんないうちにバグった 蝕が来たのと関係ありそうな、でもヴァンダクティの死から1000年経ってて一度も周期が来ないなんてことはないから、ヴァンダクティの言うとおり記憶が戻ったから役目を終えたんだね mirageの最初を見るかぎり姿は同じみたいだし、レイとは一心同体的な感じだったりして……仮に消滅するとしてもっと決定的に分かると思ってたので拍子抜けだった 仮にすべての分岐を網羅したとしてもあんまり分かる感じがしないなあ 最後「やり直したい」にしたらレイが会話ボタンごと完全消滅しちゃった だって分岐して別のキャラの話が聞けるなら何回でもやり直したいじゃん 消滅するときにボタンが割れる演出よかった 宝玉2個が報酬だったけどeclipseこれで終わりとか言わないよね? 次の部のタイトルロゴ一瞬出てたとはいえ次への盛り上がりがまったくなかったんだけど sunsetみたいにまだ何章か続いてこのあと前向きになっていくと思いたい 次の更新がいつ来るか分からないから、ひとまずこれで終わったと仮定して話しちゃうけど ティトリマはひたすら虐げられて胸糞悪いやつばっかり出てくるのに、これまで連邦を牛耳ってた人たちが去る時はたいしたカタルシスもなく、新キャラたちのバックストーリーはいつまでも描かれないし、妖障や亀裂病のことも本格的に研究を始めて糸口が見つかりそうってだけでほとんど進展がないとは思わなかった 学院の人たちまだ真珠宮に閉じ込められたままだし、ジャサファはティンクのことまだ知らないで前線にいるよね? なんで1年以上読んでたんだろう レイも消えちゃったし今後プレイヤーに関する話はどう進めるのかも気になる おまけ:レイの会話(動画)

2022-03-17 · おいしい水

レイの会話(動画)を各感想記事に追加しました

タイトルどおりですが 3部も(おそらく)ひと段落したので、自分用に録画していたメインストーリーのレイの会話の動画を各感想記事に貼りました 永久の花は59本 好感度が高いほうの分岐です SNSで探すかぎりではこの分岐の人のほうが多そうだけど、ゲーム内で見返せないし一応 mirage1章と6章は録画しそこねたので欠けています スマホが変わって画面サイズが統一されてないのはすみません 再生リスト - sdoricaメイン幕間

2022-03-17 · おいしい水

ベアータ・青夜の幽夢

まずイベントそのものの話 エースのときより必要な見聞値減った? 覚えてないな〜 前回は見聞値上げてれば勝手にバフついてたけど、今回はストーリーコインで解禁しないといけないようになったみたい でも他のキャラが育ちきってるからバフにコイン150使うくらいなら市場でR涙とか買ったほうがよくない? って思っちゃう 変更点をお知らせに書いてほしいな〜! なんていうか、ベアータが幸せならOKですって感じだった。 イズミとの出会いが見たかったから良し イズミがきてからベアータの価値観が変わって一番人気に上り詰めたんだと思ってたんだけど、人気あったのは元からなんだね 温泉宿の主人のいうことがはっきり嘘だと分かっても美しい夢にしがみつくしか選択肢を知らないから、自分の気持ちを差し置いて誰よりも芸姑らしく振る舞えるのかなって思った。 ベアータは幸せを自分で探しにいける身分ではないから、外から来た人についていけば幸せが掴めるかもって思うしかなくて依存しやすいんだろうな。 にしても目的のためなら他の人が死のうが関係なく根回しでもなんでもやっちゃうあたりがほんと東方の人って感じ。亜人とか獣人とか関係ないわ イズミに出会うまで三種三様のクズがたくさん出てきてほんと連盟会なんとかしろよ! 盟主変えるのに揉めてる場合じゃないぞ! ベアータの祖父が獣人と思うと本当に大事にされてたか怪しいし、旦那も亜人なのに商品に対する扱いが稼ぎ頭ですら雑だし(仕事してる時間にあんなとこで聞こえるような声で話すのはどうなの)、織助も情に流されてできない約束しちゃうしもうね、まともな頭では生き抜けないのがよく分かる ベアータが自分を傷つけなかったのが不思議なくらい、いや、裏切られてるのに見ないふりしてるのも一種の自傷かも 身請けしてもらえるって希望に満ちてたときにもらったナイフでくれた本人を殺すのが、まだ希望に縋ってる感じがして最高だった 激薬に耐えられる云々で亀裂病や合成実験のこと思い出した。亜人でも耐えられるかどうか差が出てるから違うか 教派は亜人に対する新しい争いの種を流行らせるつもりだったりするのかな そしてイズミはベアータの性質を見抜いたうえで教派側に引き込んだ。幸せになりたくて仕方ないのに叶わなくて弱ってる人に「今まで僕に出会わなかったからだよ」は殺し文句すぎ……好きですそういうの さすが長生きしてるだけある イズミは誰でも関係なく駒だと思ってそうだから従順である限り裏切られることはないしある意味幸せなままでいられるかもね、用があるあいだは うーんやっぱり救いがない 第八さんはベアータ利用してやっぱり東方のおえらいさんとのパイプを作りたいのか、直接手を下させて乗っ取るつもりなのか そのへんはそろそろ少し知りたかったかも。権力にかなり近いところに食い込んでる第二(1だっけ)がもういるわけだし ベアータには世間一般の意味でしあわせになって欲しいけど、こんな刺激的な幸せに囲まれて生活してたらもし機会が来ても救われないことを本人が望みそうでやだな〜 助けてナイジェル!同志でしょ! 今後もたまに出てきてぜひ暗躍してほしい

2022-03-16 · おいしい水

『DEEMO』(switch版)感想

まだまだ遊びきれてないけど、楽曲の解禁が終わったのでひとまず感想を書く Cytusと同時期にauスマートパスで存在を知ったときは、タップ音が出ないとか判定がやたら巻き込まれていまいちハマらなかった ちゃんと触ったのは2018年にスドリカとコラボしたとき それでも無料曲と砂時計の範囲ではいまいち曲が好みじゃなかったからスマホで砂時計1周くらいしか遊んだことがなくてパックも買ってなかったから映画を機に買ってみた 何回か移植されてる作品とはいえコスパは最強 良いところ よくも悪くもスマホと変わらないけど確実に画面が大きくて遊びやすい! 曲解禁のタイミング、木を成長させる光が出ない、アリスと仮面の少女に声がついてる、とスマホ版と違うところはちょこちょこあるね 有料曲のほうが強そうというか音ゲーっぽい曲が多くて見直した 意外とCytusからの移植も多いんだね ピアノメインだと音があまり古くならないのが長く愛される理由だと思う このゲームの良いところは、まずこのストーリーもとい世界観を音ゲーでやったこと 説明こそ詳しくされないけど、演奏する理由がちゃんとあるのが好き 選曲面ではおだやかな曲も激しい曲もピアノがメインならOKって幅広さ sdoricaやRayarkにはまる前はソシャゲの音ゲーを遊んでたから、歌モノでも譜面がずっと伴奏のピアノを追ってることにしびれた プレイ中上手く叩けてるとほんとにピアノ弾いてるみたいなのも良い 好きな曲はスドリカコラボで出会ったMarigold 4周目の最後の曲はFluquorじゃないんだね、そりゃ人気なはずだわ フルコンできるかどうかは別として、パックの曲だとKaguyaとLike Asian SpiritsとMerry go round girlとRhuzervが好き Rhuzervに関してはDeemoに入ってるの知らないで一時期かなり聞いてたから遊べるって知って驚いた 音ゲー部分は遊ぶ以前に判定合わせるのがまず難しくて動画見てやっとわかった感じ switchだとスマホほど音ズレないから打鍵音つけて楽しんでる あと判定の線に近づくにつれて加速してるように見えるから早押しになりがちなのがくせ者 癖でノーツが入ってくるあたりを見ちゃうから、上手い人みたいに画面上部を物理的に隠したらかなり安定した それとタップとスライドが連続するやつどう取るのか分かってから楽しい 微妙なところ 唯一きつい点は全曲一覧、難易度やスコアでのソート、お気に入り、ランダム選曲のシステムがまったくないこと パックの数結構あるのに一列横並びでどれがどのパックの曲なのか覚えられないし、それらもスマホ版の追加順なのか固定されてて同じシリーズのパックが離れたところにあるから探すのが大変で困る 曲探すのに有志のwikiが手放せない このへんのかゆいところに手が届かない感じは2で直ったらいいのにな〜〜 でも曲が良くて音ゲーが楽しければOKです

2022-03-10 · おいしい水

劇場版『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』感想

新解釈DEEMOを覚悟して臨んだので、予想してたよりは良くも悪くもDEEMOだった 原作好きだからどうしてもゲームとの比較になっちゃうな ファンでもどこが好きかで評価が分かれそう 話の筋が好きならそこは変えられてないから満足できると思うけど、特定の曲が好きならあんまり勧められないかな 良かったところ アリスや仮面の女の子が一緒にピアノを弾く 抱き上げて自分が座ってる前に座らせるの良かった あんなに腕も身体も細いのにどこにそんな力が…… みんな動いてるのがかなり新鮮 Rebornやってないから動きのイメージがあんまりなかった 人形たちの動きも音と相まってかわいい Deemoの立ち姿と振る舞いが男前でびっくり 手足が長いから様になるね 最初の楽譜を持ってくるところの歩き方と、Nine point eight を弾く前にアリスに弾いてって促すときの立て膝、アリスとセリアの頭を撫でるとこが好き 効果音が気持ちいい 足音の反響と雨の音がすごい 音が流れるときは大体演奏しているときで、それ以外は静かだから音楽を際立たせていた 生活空間 城に寝室があってアリスたちはお城で生活しているのか~ってわかるのが良い 左側の部屋って図書館っていえるくらい広いんだ、とか一瞬だったけど宝箱のなかに譜面と一緒にトロフィー入ってたりして拾えるところは拾う気満々なところは好感があった ちゃんと階段を降りたところに仮面の女の子の部屋があるとかね 本だけじゃなくて譜面台があるのもなんか良かった ピアノ弾くときに譜面台は使わないって? こまかいことはいいんだよ 原作ファン向けの小ネタ 曲イラストを踏襲してLeviathanとAnimaとSairaiが流れるシーンは仮面の女の子が絡んでいるのは嬉しかった Animaが始まる前にパイプの中でアリスとセリアが手繋ぐとこ良い あとミライがいうように世界が終わりかけてたとか、嵐がきたときにビープ音が鳴るのが夢が現実のアリスと密接に関係していることをはっきり表してていいなと思った 原作でもあったけど病院の座標とか車輪とか匂わせ程度だったから 微妙だったところ 選曲 具体的には別れ際にDeemoが弾くのがFluquorじゃなくなっている 名前を思い出すタイミングとか原作とちがって気になるところが色々あったけどFluquorが変わってたことに比べればどれも小さいことだった あのシーン一番盛り上がるから仕方ないんだけどやっぱり原作で歌詞も相まって好きだったからそこだけは納得できなかったわ そのわりにオリジナル曲入ってるし しょうがないけど原作の感情の盛り上がりは強制プレイの曲があってこそだったので結構へこんだ でも劇場版は譜面の演奏だけに頼らなくてもミライたちがいて、感情を表すシーンを描けるから、わざわざ曲でも表現する必要はなくなったのかな〜〜!! と考えて心を落ち着けました わりとコミカライズありき 原作やってるかどうかというよりは、prelude読んでるかどうかで映画の評価が変わりそうだなと思った そうじゃないとミライ以外の人形がいるのが唐突に見えるし、最後ハンスのことを思い出すときの印象が違う気がする バレンスキーがアリスのために作った曲だって言ってたから、アリスの調べ=はじまりの歌=nocturne ってことだと思ったんだよね そしてサニアとロザリアもハンスとアカリとジーノみたいなお互い高めあっていく関係になっていくんだろうなって なんなら原作好きな人は映画よりコミカライズ読んだ方がいいと思う ハンスの話だから、いい意味で原作まったく関係ないし原作の細かいところが結構拾われてるので まとめ 劇場版のパンフレットや他作品とのコラボでしきりに人それぞれこの作品に見出してるものが変わるよねって言われるのを改めて感じた劇場版でした シンプルな構成だけどこれを音ゲーでやったところが原作の魅力だよ 選曲はともかく、全体としていうほどひどいとは思わなかったのでちょっと安心した 無事に映画館で観られてよかったです

2022-02-28 · おいしい水

『Deemo -prelude- 2』感想

※原作ゲームのネタバレあり 1巻の感想はこちら 1巻に引き続きハンスがアリスをどう大事に思ってたのか、アリスや他の人から見た彼の人間性の補完って感じ 原作はDeemoとはつまりもういない大切な人で、帰ってきてアリスはまたピアノを弾き始めましたってだけで終わってたのを膨らませている ここまで膨らむんだ 原作でも優しいんだろうというのは十分わかるけど友人たちが出てきたことでより鮮やかになった エピソード6のジーノの「いっっつも自己完結してるから拗れんだよ」と、ハンスの「今の気持ちを曲にできそう」に彼の不器用さが詰まってて好き 音でなら伝えられるんだよ でもそこが素敵だとみんな思っているんだよ ラブだね 友人二人もハンスのこと大事に思っていて、未来に向かって一緒にがんばってるからハンスにこの後がないってことをなおさら考えたくなくなる アカリがハンスには言葉であれこれ言っても通じないと分かってて、でも思いを届けたくてピアノを弾き続けてたし彼にも届いてたってところがすごく好きだった 演奏シーンのコマ、やさしい音が聞こえてくる感じがしてほんとに美しくてこれだけで買ってよかったなと思える 水族館で弾くところが好き 新しい要素も入れつつ原作の再現がいっぱいあって良かった 最後のパーティのピアノ弾いてるところと帰ってからの「おやすみアリス」…… 原作のスチルって全部二人の日常だと思ってたから、あれは特別で一番楽しかった日の思い出なんだなと思うとじーんと来た アカリとジーノ映画で見たかった ちらっと出るくらいはありそうだけどメインではないよね 続編も出るらしいから楽しみ

2022-02-19 · おいしい水

空への願い Rayark 10th Concert を観た

2022年2月12日のイベントの感想 イベント滅多にないし久しぶりだし絶対感想書くぞ! と意気込んでチケット販売初日に買っていたのに、当日テンションが振りきれて細かいことあんまり覚えてないのが悔やまれる それなのに公式レポートは劇場版DeemoとDeemo2以外にほとんど触れてない! 映画の宣伝も兼ねているから仕方ないとはいえ、それ以外の作品にもファンはいますよ! という気持ちで書きました また来年もぜひ開催してほしいです ※感想に各作品のネタバレを含みます 出だし 待機中の曲がDeemoの木のとこで流れてる曲なのよかった あのキービジュアルって手前に客として仮面の少女いたんだね Deemoのゲーム内で一番聞く気がする 1分前カウントダウンが大時計なのもよかった Deemo 最初のDreamから流れるように最後のAitaiまでムービー中の音楽も全部繋がっててDeemoを追体験するような感じになっていて映像も相まってよかった PSvita版のアニメだと最後のシーンでハンス泣いてるんだね そのあたりのFluquor〜Alice Goodnightのつなぎでふつうに泣いてしまった あの流れ何回見ても悲しいんだもの 映画から知ってコンサート見る人が大胆な映像でDeemoの正体を知ってしまうのでは!? と思ったけどコンサート見るような人だし大体知ってるか Sdorica こっちも1~3部ぜんぶ盛り 実をいうとこの辺からゾーンに入ってきてあんまり記憶がない Hesitant Bladeのピアノ普通に聞いてる時は気にしてなかったけど後ろで鳴ってるときの弾く指の速さにびっくり ずっと鍵盤が沈んでるのに音がいっぱい鳴ってる ゲーム中はメニューで聞ける2曲を一番聞いていたはずなのに、生で聞くと別の曲みたいだった すごく緩急があってドラマティックに聞こえた ゲームしてる時に改めてちゃんと聴きたくなるからメニュー画面の曲変えられるようにしてほしいな~ Blurred Distanceが好きなんだ 昇平祭も普段聴くよりちょっと音が明るいというか華やかに聞こえた 楽器の違い? 気の持ちようかな? 昇平祭を本編で聞くときって大体悲しいからね…… ちょっと気になったのは後ろで流れてる映像 sdoricaだけなんか妙に挟まっていた気がするし、スチルはまだしも(それも最新まで余すことなく全部入ってたのどうなんだ)、SPの動画と魂の書のキャラ絵のスライドショーが始まったのは雰囲気台無しだった それなら曲ごとの一枚絵と、戦闘シーンとか走ってるところ繋げてくれたらよかったのに 私はmirageの予告動画みたいなイメージでいたんだよ それはさておき、ほぼ全部のスチルを見ながらストーリーを思い返して苦しくなった このゲーム誰かしらの最期はスチルにならないのね 想像が掻き立てられていい(単にしっかり描くとストア規定に触れちゃうのかもしれない) 曲数それなりに多いけどやっぱ1曲が短い気がする ふだん浴びるように聞いてるから一瞬に感じるだけかもしれない…… Cytus2 ピアノで聞くと一番雰囲気が違う CHAOSの始まりの一音に音の迫力があってオーケストラ聴いてるって感じがしてよかった やっぱり交響曲みたいなやつっていろんな展開があって静かになったり盛り上がったりするから面白いってところあると思うんだよね Ⅱとかまさにそういう感じ 生で音圧を感じたかった 映像の譜面と音がちゃんとあってて曲が終わる時ミリオンマスターするのがずるい 難易度カオスだと1500コンボもあるとか鬼か? Deemo2 なんだかんだ一番長かった気がする メインテーマと空の巣以外ぜんぜん聴いたことなかったけど逆によかったかも 空の巣のアレンジは、いろんな楽器が入れ替わりながらメロディやってて聴き惚れた イントロがいいよね メドレーもたぶん今出てるやつ全部出し切ったってくらいやってたね カフェが並んでるところでかかってるっぽい楽しげな曲と、始祖の巨獣と魔法使いの曲?が好みだった あんな映像までみてやりたくならないわけがないけど、他のゲーム見てるともう少し後からやったほうがいろいろ改善と緩和されてるんじゃないかな~と思って二の足踏んでる 特典の期限次第かな 見終わってからインストールはしました あと最後、Away from the Rainのとき連弾やってたのすごくよかった もう随分触ってないけどピアノ弾きたくなっちゃった イースターエッグ 映画Deemoの一部チラ見せということらしい Nine point eightとLeviathanとAnimaが流れてるシーンのチラ見せだった Leviathanのところは舞台挨拶で濱田岳さんが印象的だったって言ってましたね 結構たっぷり見せてくれた それにしても原作の想像の余地の広さを魅力に感じてるファンが楽しめるものかはちょっと不安 まあ見てみないとわからないけど なんだかんだコミカライズ読んだら楽しみになってきてはいる ...

2022-02-18 · おいしい水