ロウ・出来たての醸造酒

ミランダと合わせて東方連邦編の前哨戦であり、ヤンボーの過去編でもあった 「怒りを抑えることができれば誰かを殺めることもなくなる」って本気で思ってるのに、3つ数えてる間にやり過ごす感じが一切ないの面白いけど、やっぱりヤバい人だと思うよ パンと話してるときは面倒見よさそうだし的確なアドバイスができる腕もあるんだから怒らせなければいい武人でいられそうなのにもったいない ミランダが弱気なとこ見て病気を疑うあたり、普段は自分が悪いとかあんまり認めないんだろうし、最終話の「最近の若者は~」って言うとこといい面倒くさいジジイ感がよく出ている(褒めてる) 立ち直りはヤンボーより早いからほんと急にキレるとこ以外は彼より大人だと思った ロウのが年下だよね? でも連盟の信頼回復させるための尻ぬぐいさせられてたら嫌でもそうなるか…… そういえば、ロウと話してるときのパンが正直に自分の過去を話せるようになってたのは大きな進歩だと思うんですよ 弟子とってるつもりではないとはいえ、立ち振る舞いに師の影を感じるくらいだから手合わせしてそうだし 昔のことが全面的に解決してわだかまりが消えるまでは弟子と認めてもらえないんだろうなあ 私が3部で見たいのはここらへんの話なんだけど 別の連盟のキャラが主人公みたいだから学院みたいに後半で畳みかけてくるかもしれないね 過去の話については、魁ナントカさんは全貌が見えないから置いておくとしても、ヤンボーは初めから過激な菜食主義だと思ってたから、前は肉食べてたってのが信じられない キャラストの衝撃が強すぎた 皆殺しにした一件があったから不殺を貫いてて、カヌーラのことも自分みたいになってほしくなかった、と分かると理屈として納得できなくはない でも菜食を強要させたせいで余計暴れてるのに断罪しようとするのはやりすぎじゃないかなあ ロウがぶん殴るべきはそんなことがあった後でも過去と違うやり方で弱者を痛めつけてそれが正しいと思ってるヤンボーのほうだろうと思っちゃうんだよね ヘスティアの言い分もだけどヤンボー自身のエゴであって厳密に湖畔の教義として決めてるわけじゃあるまいし、カヌーラ自身が悪い感じがまったくしないからそのへんだけいつも釈然としないんだけどこの話はこれからもずっとはっきりしないと思う

2020-07-07 · おいしい水

『デスカムトゥルー』(Switch)感想

Tumblrから だいぶ前にテレビCMで見かけて主人公の行動を選べる映画みたいな触れ込みだったのが気になってて、調べたらゲームで値段も映画一本分だったのであらかじめダウンロードしていた 総プレイ時間4時間くらい 結論からいうと思ってたのと違ったな~ ゲームを求めるか映画を求めるかで評価が変わると思う 私はテレビCMを見ておきながらゲームを求めてしまった 役者さんのファンにしか勧められないなあ ネタバレ含むしボロクソ言ってるからごめんね 主人公のカラキマコトは目が覚めたら記憶を失っていて、死ぬと時間が巻き戻るから正解を探していくという話 カラキは女性を狙った連続殺人犯として追われている タイムリープも殺人事件を解決するドラマも好きだし、中盤になって自分たちのいる世界が仮想現実で、現実の自分たちがどうなってたか思い出すところとかドキドキしながら見れた カムトゥルーが外からハッキングされてるって分かってから死亡時のグリッチノイズが増える演出もゲームっぽくてすごく好き ただもう少しボリュームが欲しかった! 選択肢がほとんど2個しかないうえに同じシーンを何回も繰り返してるから、「どれを選べば正解に辿り着けるんだろう?」ってわくわくが早々になくなる 値段から考えればこれくらいが妥当だと思う反面、これなら値段上げてくれた方がいいよとも思っちゃった 特典映像よりは本編がほしい派 あとキャラ付け濃くて引っ掻き回してくれそうだったネネとミノケンの出番があれだけなのもったいないにもほどがある それにエンディング どっちがトゥルーか分かんないけど仮想現実に残るほうが好きだった それすらメリバで救いがないのはこの際置いておく というか現実戻ることを選んだときの演出が私は納得いかない 映画というなら実績で説明するんじゃなくて画に入れてほしかったんだよ CEROもあるしこれは好みかもしれないけど あとカウントダウンが0になっても数字戻るだけなのはゲームとしてどうなんですか? スマホのストーリーがおまけのゲームですらカウント0になったらBADルート移行してたよ…… 最後にシステム面の話 チャプター選択は1周目クリアで解放でもよかったと思う ただ中断セーブは今からでも説明足してほしい 本編の中盤で説明あったとはいえ、オートセーブされてるよって書いてあるだけじゃどのタイミングで中断セーブができるか分からなかったわ 短いからちょっとまとまった時間があればできるとはいえ、ゲームオーバーになったし今日はこの辺にしとくか~ってのができないのスマホは困るでしょ 実写映画とゲームの融合って触れ込みに期待してただけに、お互いの魅力が出しきれずに半端な感じがあるのが本当にもったいない作品だった これはほぼ映画です……ゲームしたい……

2020-06-25 · おいしい水

『フォーゴットン・アン』(Switch)感想

3月のセールの時に買ってたんだけどなんとなく触ってなかったゲーム アクションパズルとアドベンチャーって感じ 意外に道なりに進んでいくだけじゃなくて物語上の選択肢が多い 人間に忘れられたモノたちが暮らす世界って舞台が気になったので買った アニメをそのまま操作できてイベントとシームレスにつながってる感じがとても好き 以下ネタバレ これムービーじゃなくて操作中なんだよ ストーリーもフィグと出会ってから加速度的に引き込まれた 序盤に選んだことが後から効いてきて面白くなってくる感じは癖になる 出てくる物たちがみんな愛嬌があって、通りがかりに住人たちが話してるの聞けたりするのが楽しい ただ誤算だったのは、アンや作品紹介の見た目から受ける印象と実際の性格がかけ離れてたこと アンはフォゴットン・ランドの中でトップに近い力を持ってて、逆らうモノは簡単に殺せちゃう、それで操作開始5分くらいでよく分かってないうちに1人殺すし、他のモノにもすごい高圧的だしで感情移入できなかった 住人にめちゃくちゃ嫌われてることが分かって来てからは悪女プレイができてある意味楽しい フィグの暴露で一転して心変わりする過程で代償というべきか、いろいろ失っていくのでそこからがほんとに好きだった 前はボンクの近くにいたから知ってたのかな…… ジンクスが落ち込んでたアンを助けて、立場で分けない世界がいいって話すシーンとか、最初の列車で出会ったブランケットがアンの自己に関わるモノだったとか、バルブがマントを脱いで、言外にアルカに関心があった理由が分かるとか とにかく終盤に進めてきたことを報われる感じが好き それでも結構すべてのアクションがもっさりしてたのが個人的には我慢できなかったので周回はもうしないと思う 好きなシーン見るくらいで でも結局ゲートの開放と要石の復活、どちらを選んでもボンクのことは説得できずじまいだったのが悲しい 最初から最後まで見た目とのギャップが苦しいゲームだった 面白いんだけど 今からでも最後くらいハッピーにしてくれ 和解は無理でもフォゴットンランドに残ってフィグ達と元気にやってほしかったなあ ちょっと両ルートについてはもう少し考えたい

2020-06-16 · おいしい水

mirage chapter14「旅立ち」

想像してたよりはるかに優しくすっきりした読後感だったので安心した もっと血で血を洗うことになるのを予想してたよ いい最終回だった…… 話の筋は奇をてらわないところがこの作品の好きなところだ 終章あるかな~と思ってたら先の予告通りmirageはこれで終わりですね 叶わない夢と未来への希望の話だった 毎回思うのは、これだけキャラがいて副題に集約される語り方と次回への引きが上手いな~ってこと 続き早く読みたいけどレイが恐いのでもう会いたくない ゾラはここで完全に憎しみを爆発させてきた 私たちはセオドアが直に手をかけたことを知っているので、学院をぶっ壊すまでやるには動機が弱いように思えた でもきっと息子はのうのうと生きてるのになんでシェリーは守らなかったんだ! 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い! みたいな感じなのかも 長い間怒ってるとそうなりがちなところあるよね~ アンジェ曰くまだ生きてるそうなので今度はエリオ本人とセオドアを相手取ってバトルしてほしい 敵ながら報われてほしい そうなったら太陽王国が今度こそ倒れてもおかしくないからダメか…… ゾラ戦は劣勢強いられてからの連係プレイで勝利って流れが少年漫画を見てる気持ちになった 「私はルールに縛られない狂気のジョーカー」のリズム感が好き ていうかゾラが学院に来たのはとても強い人揃いの教派ですらセオドアの居場所が分かってないことの証左でもある セオドアとカレンも3部で出てきてほしい エリオの王姓もはく奪されたし舞台整ってきてると思うんだけどなあ さて 結局モリスは相棒のために身を賭して、シエルも次世代に未来を託して去りましたね モリスはすでに死んでたから覚悟してたけどシエルのとこは完全に油断してて状況を飲み込むのに時間がかかった マナが乱れてモリスとエリオが分離されたときに、完全に離されるくらいだからシエル自身も安定しなくなってたのか、単純に助けるとき自身の中にあったマナを使い切ってしまったのか 外部からのマナ供給を止めたのに内部にあったマナで動き続けてた2世くんのことを考えると、シエルはフクロウ号からマナを流して禁書倉庫の再建が終わるまでは強引に延命してたとも思える こじつけくさくなってきたけど、バルザックの遺産のフィリスもそうやって生きながらえていたのかもしれない でも摘んじゃったから…… 本の虫って言われてたのがここで役立ってくるとは思わなかった 結局シエルの体が若いままだった理由だけはよく分からなかったなあ ていうか、せっかくエリオと正式に親子になれたのに次はないんだなってのがじわじわ悲しい 羽ペンのシーンは読み返したときのがつらかった 急いでいくのかって聞いたあたりシエルは自分がもう長くないこと気付いてたんだろうな 一緒に研究したいって言われてちょっとためらうのも 一生かけてマナを研究してた人たちが死んでマナに還っていくのすごくいい 私はオースタを応援していたので、蘇生が成功して報われてよかったねという気持ちと、30年近く費やして結局こうなっちゃうのかって残念な気持ちとで振り子になっている モリスは昔から飴と鞭が上手すぎる こんなの誰でもオースタみたいになっちゃうでしょ 人間がやったことのない転生秘法を独学で発動させようが、結局ずっと研究者として対等な目線でいられて、あまつさえ相棒とまで呼べちゃうのは最期までシエルだけだった そこは全然入る隙なかったね またすぐいなくなっちゃうし これから学派の研究を引き継いで補講をたっぷり受けることになると思うから、オースタが納得してるなら私はOKです! やっと前を向けそうで本当によかった エリオも含めて学院の人たちみんな ……本当にこれで水着イベントはじまっちゃうんですか!? おまけ:レイの会話

2020-06-11 · おいしい水

mirage chapter13「智者たちの欲求」

ルーン学院が内部で抱えてたものが終わりへ向かうのが怖くて、ほとんど読み返せないまま14章更新の直前になってしまった 研究者たちには知識を探究したいって気持ちと自分の感情で叶えたい気持ちがあって、どちらも間違ってない それでも伝説みたいな存在だった教派に入る選択をするのはさすが天才だなあと思ってしまう 理想ではあるけど、そこまで純粋に追求することは誰もできないよ 善悪が白黒つけられるものではないと全編通して何度も言われてますが、今回も例に漏れずはっきりはしない モリスが純粋な知識欲のみで研究を行うことを理想としてたのは生命学派の扱うものが他の生命だからで、広い視野を持たなければ簡単に道を誤るから 加えて生前オースタの才能を買ってた節があるから、モリスは学派の研究を続けててほしかったんだけど29年間やってたのは自分一人のためだったから怒った モリスの性格からしてそんなこと直球に言わないけどね オースタもやたら難しい人に惚れこんじゃったよな~ その怒りには弟子への失望だけじゃなくて、罪のない青年を巻き込んでることも含んでてほしいけど まあモリスだしそこも分かってるでしょう 好きなことしてても貢献できるのは実用学派だからで、結局は立場の問題なんだよ ティカの言う通り、オースタが私欲で動くこと自体は間違ってないけど転生術が成功して次の研究に生かされる可能性があるから許されてるところは絶対にある それこそ行為だけで見れば白黒つけられない そのために見殺しにしてたりしてる数を思うと次で死んでもおかしくないかもと思っちゃうんだよね 今回のティカは今まで出てきた中で一番かっこよくて好き 序盤のやかましさからは彼女に救われるなんて想像してなかった あとやっと観察者関連の話が動いたのがうれしい レイとの話も うん やれマナ結晶だの転化だの、ちょこちょこ出てくる転生術の用語に聞き覚えがあるのが嫌な予感する マナ結晶に凝縮する過程ができるってことはカブも観察者も永久の民なんだよね かたくなに干渉できないって言ってたのはそもそも上層部なんか存在しないからだったのだいぶ悲しい 完全に開き直られてるし じゃあレイは何のために観察者をわざわざ起こして騙す必要があったの? 転生術が使えれば永久の民の仲間入り~って基準が緩そうに見えたけど、本来外に出ないものだったからその程度のルールでも200年以上やってこれたと思うとオースタはやっぱりすごいよ そうなるとゾラが殺すべきはモリスじゃなくて、オースタと彼を手助けしたっぽいカブだと思う ゾラはシェリーのことでも重大な勘違いをしてそうで既にこっちが苦しくなるわ 死んだこと知ってるのかすら分からないのが怖い もし知ってたら殺したのがセオドアなの分かってるはずだし せっかくなら本人の魂のときに対峙してほしかった! って永遠に言いたくなる 最後に会ったときエリオを学院へ連れて行ってって言ったから恨んでる……? そんなことある? 個人的に14章で学院の最高の結末を迎えるっていうなら、 ・シエルが不老になって生き残った理由 ・カブがモリスの結晶をオースタに譲った理由 ・事故が起こった前後の時点でマナと身体を分離できた理由 は最低でもちゃんと説明されてほしいな~~と思います 終盤でシエルがあそこまで怒ってたから先にアトラスの大爆発のことが説明されそうな感じはある 29年前の事故とアトラスの大爆発の原理が同じで実はシエルが自覚がないだけで亀裂病だったとか言われそうなのがやだ そしたらシエルすら30年近く前に進めてなかったことになってしまう そうすると絶対に亀裂病の話もついてくるよね ほんとにいつもよりちょっと長いくらいで終わるんですか? ていうかシエルは義理の息子があんなことになってることに触れてないけどいいのかな……まあそこも次に託そう エリオ絶対生きて戻ってきてくれよ!! おまけ:レイの会話

2020-06-09 · おいしい水

ミサ・夜明け

ついにmirageキャラのサイドストーリーのトリ! タイトルも終わりっぽい感じ デヴィアスのストーリーから続いてる部分がありつつ基本的には11章の後日談 メインで死んだのが分かってるから読めてるだけで、先にほのめかされてた通りとてもエグかった ダイアナの2話らへんといい、幸せな時間にもっと尺をとってほしいと感じることがままある 今回ならジョシュアがミサに読み聞かせしてあげるところとか ちょっとだけ見せるから後半でより絶望させられちゃうよ いや短いほうがまだ楽なのかな 龍神教派のやってることが本当に容赦なくてやるせない気持ちになるから物語全体の結末が近づいたらちゃんと転生止めて解散させてくれ たのむ ミサは孤児院にいるときから爪弾きにされてた節があってそのまま別れる形になったのを落ち込んでるタイミングでなじられるの、幼い子どもじゃなくても厳しすぎる でも仮に会いにいきたいと言ってたとしても第三は行かせなかっただろうしほんと教派 唯一の生き残りが幼少期には蛇神を信仰してたっぽいジョシュアだったのが皮肉 もうミサに当たるくらいしかできなかったのかもしれない だけどつらく当たるわりにはその前から薬の配合をユースフから聞いて作ってたりしてて、一体どんな気持ちでミサに会いにいったんだとか考え始めると止まらなくなる 彼女を直視できないと自刃しかけたあたりジョシュアも根は変わってないんだと思う 兵士もいぶかしんでたけど、実験室で起きたことは奇跡で、副作用の咳が続いててジョシュアの支援を受け続けるってことは結局薬に頼って身を削って聖女でありつづけるってことじゃん それとも本人も周りも気づいてないだけで本当に力があったのか? 神力は偽物だったけど民の信仰は本物でしたってだけで済ませてくれないのがにくいよ あと太陽王国のスラムで見つかってた薬とミサの薬はほとんど同じって結構重要なことな気がする スラムでは依存症以外には特になかった気がするからひと手間で効果抑えてるのかな…… そんで出所が砂漠王国ならもう死んでるけどラッキーは教派と関係あったのかな もしジャハーンが関係あったらとっくにセオドアに処されてるはずだから出資してただけだと思いたい 最終的にジョシュアがミサの唯一の影になることを選んだのは本来のデヴィアスとの約束があったからかなと思ったりした 女王は偽物と知ってた人を失って本物にならざるを得ず、かたや聖女は力の源を持つ人なしでは存在できないって対比が美しくて好き 決して円満な解決ではないけど そんな秘密を持ったまま二人はこれからの砂漠王国を作っていくんだね 砂漠王国編は全部教派の作りものと分かってたくさん犠牲が出ても、残る未来や希望があると思わせてくれるのが好きだ

2020-06-03 · おいしい水

『チックタック 2人のための物語』(Switch)感想

Tumblrから 同時期に買ったから一緒に遊びたくてうずうずしてる友人と通話しながらプレイした コロナ禍っぽさのある遊び方 全3章、クリアにかかったのは4時間39分 妹レアケ失踪の真相を追う謎解きゲーム 謎解きがメイン 謎の難易度自体はそんなに高い方ではないらしいんだけど、ふつうに手ごたえあった 相手の画面がわからない状態で意思疎通をしようとするのが楽しい 1周したあと1Pと2Pを交代してこう見えてたのか~! まで半日あればできちゃうのはお手軽でいいかも ストーリーはなんか塔入ったら急に終わった感じがしたのが納得いかなくて、後で考察を調べまくった カラスと順番に押してくやつむずかしかったな 最後のあなたの時間を奪いましたがやりたかっただけに見えたのが残念

2020-05-23 · おいしい水

クラーク・迷子

SSRあるし復活するだろうとは思ってたけどお前が直すんかい!! 嬉しかったり悲しかったり情緒が追い付かないキャラストだった クラークは極度の面倒くさがりを自称しているけど、実際はよく知らない人探すの手伝えるしマリアと一緒に機械帝国に行くために一月かけて砂漠市場に行けるんだから悪い面倒くさがりではないんだよね (死亡時のセリフの死ぬ時ですら楽したい感じはちょっと怖いけど) やればできる子をそのまま具現化してる 休学に至った理由はチュチュがただのルーン鳥でしかないことに起因してそうだなとは思った クラスメイトたちは言葉が理解できて会話もできるルーン動物を簡単に作れたのかも 怒られてたからまったく分からないわけでもなさそうなんだけど…… 壁にぶち当たって休学して外国行こうとしてたってのが年齢設定とあいまって生々しいよお マリアのことが全部分かるまでは直してる間に目を離してしまったことをずっと考えて、いやいや今更考えても、ってやってそうで悲しい 早くポンコツなマリアに戻って 内情を知ってそうなシャーロックでも製造者が誰なのかは知らないのね スーパーマリアのつらいところはずっと仏頂面とソーシャルディスタンスが保たれてるところ もう一方の自分だったときのことをまったく覚えてないのはコアの損傷ってだけの問題なのかなあ 任務遂行ってだけならわざわざマリア自身に判断を委ねるモードをつける意図がまったく分からないのがもう怖い 開発者ちゃんと顔出して説明しろ~~!! 最後の出港前のシーン、ちょうどBreaking Dawnがかかってから最後が苦しいんだけど大好きで何回も見てしまう…… ネッドリサシャーロックが久しぶりに登場してうれしかったな~ ネッドが大きな獣相手に「こら!」て叱るのと重そうな荷物かついでくのほんと好き 家族の不手際にちゃんとお詫びしにいくし、シャーロックはふたりのおかげで追い出されずに済んでるのかもしれない 商才ももちろんある プギも欲しがってたときあったし、リサの部屋はかわいいもので溢れかえってそう 見てみたい リサとのエピソードがよかったから忘れてただけで、シャーロックは商売に関しては市場の人に嫌われるのも納得できる性格の悪さがある、けど嫌われたくらいで怯まないのが持ち味みたいなところがある……機械だから関係ないか 結婚したあともネッドとあんまり仲良くはなってなくて、あわよくばマリアに攻撃させようとしてるところも逆に推せる こんな肝の据わってる人(機械)ですら追い出されて平和に暮らしたいとか言わせる機械帝国ってどんなところなんだ 今回びっくりしたのはアカクタスが女の子で褒めると棘が抜ける(判定甘め)とこですね ドングリコといいたまに不思議な生態が見られるとこ好き マリアも変わったけどクラークもすこし主人らしく振舞うのが切ない この二人の話の続きはいつ来るんだろう まさか4部までお預け~なんてことにならないでほしい

2020-05-18 · おいしい水

『GRIS』(Switch)感想

Tumblrから移した記事 Switch買う前からやってみたかったので満を持して買った 眠れない夜にやるといい感じのテンポだね 誰かを倒したり追われたりがない アートワークの特に線がすごくきれいでずっと見ていられる 音含めた空気感ありきなのでゲーム媒体がよくあってると思う 色が増えると音も増えて出来ることも増えるのが楽しい ただ探索感を楽しむには女の子の歩く早さがもう少し早いと嬉しい 私がせっかちなだけかも 腰据えてやる感じではないけど絵の美しさを楽しむにはよい長さと難易度のゲーム 最初に言ったとおりきれいな水彩画のなかを動き回れるだけで楽しかった ただ後半まじで女の子を見失うことが多かったから大きめの画面でやったほうが絶対いい Aボタンは最初から押せるけど真価を発揮するのが最後なのいいねえ タイトル画面の輪と星が6章のラストとリンクしているのが熱い 結末もやさしくて好き 噂通りボリューム的にもタブレットでやるのがちょうどいい感じがした ほんと寝る前にはぴったり さて寝るか

2020-05-09 · おいしい水

ジャンヌ「星々に選ばれし今宵~後日談~」

感想書くの忘れててやっと引けたから書きます 本編(7章のあと)の重さをキャラストでバランスとろうとしてくれるところが好き mirageカジノ回の後日談らしい ジャンヌの立ち位置がよく分かるストーリーだった 自称主役のプギを振り回せる唯一の存在なので実質最強だと思います さすがに第四の壁は見えなくて安心した 盗賊が山ほどいる世界だからこそ怪盗としての美学がかっこいい 「この世界に私に盗めない物はないわ! あるのは盗みたいものだけ!」が本当に好き オフ時のどんな男にも愛されてしまう罪な女ムーブも、プギ以外思い込みなんだけどプライベートでも考え方が同じなんだろうな~ 私を愛さない男はいないけど私が愛したい男はどこかにいるはず! ってやつ 徹底して自信が崩れないから安心して見てられるのが良い この世界の人たち結構揺さぶられるから なんで怪盗しようと思ったのか分からないのが惜しい 押して引くのをエドワードのほうが上手くやってて、完全に騙されるのコミュニケーション下手すぎる でも盗むときですら正面から突っ込んで催眠弾まいて強奪してるし、駆け引きにもあんまり向いてなさそう よくそれで捕まらずにやってられるな!? シオンの兄貴・エースが初登場 家族から反発されるのを分かっててシオン助けるために兵士動かすし、水着姿も見せられないと言われてるので前から出す気だったんだなあ まさかこんなシスコン野郎とは思わなかったけど ジャンヌが惚れてるだけあって顔がいい 貴族の当主と怪盗って少女漫画感あるよね 世代だからつい怪盗でジャンヌっていうとあれが出てきちゃう この人一応十二貴族の代表なのにこんな登場でよかったのかな

2020-04-12 · おいしい水