ロウ・出来たての醸造酒
ミランダと合わせて東方連邦編の前哨戦であり、ヤンボーの過去編でもあった 「怒りを抑えることができれば誰かを殺めることもなくなる」って本気で思ってるのに、3つ数えてる間にやり過ごす感じが一切ないの面白いけど、やっぱりヤバい人だと思うよ パンと話してるときは面倒見よさそうだし的確なアドバイスができる腕もあるんだから怒らせなければいい武人でいられそうなのにもったいない ミランダが弱気なとこ見て病気を疑うあたり、普段は自分が悪いとかあんまり認めないんだろうし、最終話の「最近の若者は~」って言うとこといい面倒くさいジジイ感がよく出ている(褒めてる) 立ち直りはヤンボーより早いからほんと急にキレるとこ以外は彼より大人だと思った ロウのが年下だよね? でも連盟の信頼回復させるための尻ぬぐいさせられてたら嫌でもそうなるか…… そういえば、ロウと話してるときのパンが正直に自分の過去を話せるようになってたのは大きな進歩だと思うんですよ 弟子とってるつもりではないとはいえ、立ち振る舞いに師の影を感じるくらいだから手合わせしてそうだし 昔のことが全面的に解決してわだかまりが消えるまでは弟子と認めてもらえないんだろうなあ 私が3部で見たいのはここらへんの話なんだけど 別の連盟のキャラが主人公みたいだから学院みたいに後半で畳みかけてくるかもしれないね 過去の話については、魁ナントカさんは全貌が見えないから置いておくとしても、ヤンボーは初めから過激な菜食主義だと思ってたから、前は肉食べてたってのが信じられない キャラストの衝撃が強すぎた 皆殺しにした一件があったから不殺を貫いてて、カヌーラのことも自分みたいになってほしくなかった、と分かると理屈として納得できなくはない でも菜食を強要させたせいで余計暴れてるのに断罪しようとするのはやりすぎじゃないかなあ ロウがぶん殴るべきはそんなことがあった後でも過去と違うやり方で弱者を痛めつけてそれが正しいと思ってるヤンボーのほうだろうと思っちゃうんだよね ヘスティアの言い分もだけどヤンボー自身のエゴであって厳密に湖畔の教義として決めてるわけじゃあるまいし、カヌーラ自身が悪い感じがまったくしないからそのへんだけいつも釈然としないんだけどこの話はこれからもずっとはっきりしないと思う