『FINAL FANTASY LEGENDS Ⅱ 時空ノ水晶』感想(スマホ)


『ファイナルファンタジーレジェンズⅡ 時空ノ水晶』をクリア
スマホの買い切り、元は2017年までやってたソシャゲだったらしい
こうやって残せるのはFFレジェンズシリーズの後継作だからで、他はなかなかそうはいかないよな~と思う
これを始めたのはピクトロジカFF(18年に終わったソシャゲ)で序盤に引いてお世話になってたのがリーグとアンジュだったから
一時期大画面端末の縦横比が合わなくなってたから評価がかなり下がってるけど、1.0.4で直ったからふつうに遊べる
元ソシャゲだけあって操作がスマホに最適化されてて、具体的にはフィールド探索がない
ステージ選択のとき村の人にコマンドで話を聞けるし進行で話の内容がかわるからRPGっぽさは残ってる
成長システムはキャラレベルとシナリオ進めるともらえる魔石のAP貯めと進化
ギル(お金)で買える装備と魔石をつけることでステータスが上がる
こういうAP貯めるシステムだとAPがもったいなくてステータス度外視しがちなのは私だけではないはず FF9もそうだった
そうやって回してると途中で育てる魔石がなくなったりしてね……
ジョブの代わりに魔石がキャラ固定だから得意な魔法が差別化されてる
続きでストーリーネタバレ含む感想


1部のストーリーは中盤までは仲間を集めつつタツノコが世界を破壊してしまう未来を変えるために、中盤でリーグの出生が分かってからは世界を司るクリスタルをカオスから取り戻しにいくために戦うみたいな感じ
カイロスがクロノスを助けるために生き延びようと自身のクローンを作り、それが現代にさかのぼってきてリーグになった、でも諸々の失敗作がカオスとなって大暴れするのを止めに行くってところが一番熱くて好きだった
入口がリーグだったからどうも贔屓目に見ちゃう
ただ一気に進めようとするほど引き伸ばしが目につく
リーグの話もそのあと散らばって暴走してる失敗作たちを探して研究所を駆けずり回って何度もボス戦、そこからクリスタルを脅かすカオス本体を各時代に探しにいってまたボス戦……を繰り返して全部で3回くらいずつ火水土風のカオスを倒すはめになったのはかなり退屈だった
話自体はサクサク進められるから余計に気になるのかも
でも最後、これまで一撃でやられてたバハムートの魔法をうけても戦闘が続いたのが激熱
いいところでFFおなじみのプレリュードが流れるのがよかった
ソシャゲ時代のイベントらしきエピソードの話だと、エルフ探偵殺人事件がしょうもなくて一番好き
モーグリが暇つぶしのために小説書いてる時点で面白いし「死んでる……!」ってときの効果音が分かってても笑う
あとサブクエストで前作のアルバが出てくる話も好き ぶっ飛んでる厨二でかわいかった
神獣界エウレカ編も例にもれず何回も同じ神様を倒さないといけないシナリオで、そのわりにトゥモロの出生が分かっただけだったからちょっと蛇足だった
不死王がプレイアブルになってちゃんとエルフと和解していたのは良い
なんだかんだ王道のFFで楽しかったです
画面に収まりきらない大きな敵はやっぱりワクワクする
光と闇の戦士もいずれやりたいな~
エピソード読み返してたらまだ解放してない話が各人3話ずつくらいあるのを見つけてしまったので当面はバブイルの塔にこもります