ついにmirageキャラのサイドストーリーのトリ!
タイトルも終わりっぽい感じ
デヴィアスのストーリーから続いてる部分がありつつ基本的には11章の後日談
メインで死んだのが分かってるから読めてるだけで、先にほのめかされてた通りとてもエグかった
ダイアナの2話らへんといい、幸せな時間にもっと尺をとってほしいと感じることがままある
今回ならジョシュアがミサに読み聞かせしてあげるところとか
ちょっとだけ見せるから後半でより絶望させられちゃうよ
いや短いほうがまだ楽なのかな
龍神教派のやってることが本当に容赦なくてやるせない気持ちになるから物語全体の結末が近づいたらちゃんと転生止めて解散させてくれ たのむ
ミサは孤児院にいるときから爪弾きにされてた節があってそのまま別れる形になったのを落ち込んでるタイミングでなじられるの、幼い子どもじゃなくても厳しすぎる
でも仮に会いにいきたいと言ってたとしても第三は行かせなかっただろうしほんと教派
唯一の生き残りが幼少期には蛇神を信仰してたっぽいジョシュアだったのが皮肉
もうミサに当たるくらいしかできなかったのかもしれない
だけどつらく当たるわりにはその前から薬の配合をユースフから聞いて作ってたりしてて、一体どんな気持ちでミサに会いにいったんだとか考え始めると止まらなくなる
彼女を直視できないと自刃しかけたあたりジョシュアも根は変わってないんだと思う
兵士もいぶかしんでたけど、実験室で起きたことは奇跡で、副作用の咳が続いててジョシュアの支援を受け続けるってことは結局薬に頼って身を削って聖女でありつづけるってことじゃん
それとも本人も周りも気づいてないだけで本当に力があったのか?
神力は偽物だったけど民の信仰は本物でしたってだけで済ませてくれないのがにくいよ
あと太陽王国のスラムで見つかってた薬とミサの薬はほとんど同じって結構重要なことな気がする
スラムでは依存症以外には特になかった気がするからひと手間で効果抑えてるのかな……
そんで出所が砂漠王国ならもう死んでるけどラッキーは教派と関係あったのかな
もしジャハーンが関係あったらとっくにセオドアに処されてるはずだから出資してただけだと思いたい
最終的にジョシュアがミサの唯一の影になることを選んだのは本来のデヴィアスとの約束があったからかなと思ったりした
女王は偽物と知ってた人を失って本物にならざるを得ず、かたや聖女は力の源を持つ人なしでは存在できないって対比が美しくて好き 決して円満な解決ではないけど
そんな秘密を持ったまま二人はこれからの砂漠王国を作っていくんだね
砂漠王国編は全部教派の作りものと分かってたくさん犠牲が出ても、残る未来や希望があると思わせてくれるのが好きだ