『逆転裁判2』クリア感想

『逆転裁判123 成歩堂セレクション』3分の2。
前作を遊んだときに「忘れないうちにやりたい」と言ったな。9か月弱経ってた。
1-5のあとだと何やってもそこまで長くない気がするので、あの話のボリュームはまじですごい。


マヨイの故郷や親族が出てきたり、トノサマンシリーズのその後の話があったりと、これぞ続編って感じだった。
春美ちゃんが恋愛に憧れてる感じがおませでかわいいね。そんなにナルホドとマヨイにくっついてほしいのか……

恋愛感情を抜きにしても、大事な人のためなら自分をなげうってでも相手を助けたい、とまっさきに思ってしまうところが二人ともすごく似ているので、お互いを助けるためにずっと兄妹みたいなコンビでいてほしい。
今回はマヨイ抜きで捜査することが多かったので、探偵中に子ども扱いしていじるところが春美相手だと調子狂ってるのが面白かった。

おばさまがまだなんかやりそうだったのに、特に何もないまま終わってたのが気になる。3でまた出てくるかな。
狩魔冥はまた復活してきてほしいけど、おばさまはまたマヨイがピンチになりそうだからできれば会いたくないな……

全体的に前作より真相がえげつない話が多かった。
2話なんか霊媒ががっつり絡んでてもなんとかなってるのとんでもないことですよ。結果的に絡んでたのかは微妙。
殺人のトリックのアラを大して気にしてない私ですら、3話はさすがにそんなことある? って思っちゃったけど、証拠出して詰めたら真犯人の自白まで導けたからいいんだ。矛盾をひとつずつ消していって依頼人の無実さえ証明できれば、過程で深く考える必要はないということにしておこう。
ナルホド本人も裁判中に重要なところを勢いでごまかそうとしてたし……

4話はどう見ても無罪じゃない人を強引に弁護しないといけない大ピンチをどう切り抜けるか、その道筋で弁護士はどうあるべきか、今度はナルホドが考える番だったのが前作の4話との対比で面白かった。ナルホドはマヨイを助けるために自分の信条を曲げちゃいそうになるほど悩んでたのに、「仮に死んでも化けて出ればいい」と地でいえるマヨイが強すぎて好き。姉は実際やってるし説得力がありすぎる。


こうして書いてみると意外にマヨイのこと好きだったのかもしれない。今回離れて行動することが多かったし。
もう20年くらい前の作品なのに古さを感じずに楽しめるのは本当にすごい。3も近いうちに遊ぼう。