『ポケットモンスター シャイニングパール』クリア感想

レジェンズアルセウスをやりたかったので予習的に遊んだ。スピンオフと言われると時系列で遊びたくなるタイプ。原作ダイパは遊んだことない。

記憶にある昔遊んだポケモンに近くて、いたるところで「これだよこれ!」になってた。自転車じゃないと越えられない砂の滝みたいなやつとか。

ストーリーについて

ポケモンの話って大体こんなだったよな~ってなつかしさで楽しめた。

湖で赤いギャラドスを探すつもりがなぜかこんなことになってしまった。
伝説ポケモンと準伝説がぜんぶ同じ神話のなかで世界の創造に関わってて、祠や壁画などがみられるのが良かった。他作品だと伝説とその他でそれらしいエピソードはあっても、出所がばらけている印象が強かったから。
家の近所の湖にも創造に関わったポケモンがいて、見守ってくれてたのかも、って話をされたときになんか遠い昔に思いをはせてしまって感極まった。フタバタウンの人口だったらご先祖から顔と名前が一致してるかもしれない。ムービーは3Dのが迫力がある気がする。そうすると等身が小さいのが気になってくる。むずかしいね。
ジュン(ライバル)が騒がしくてすぐ罰金課してくるから、最初はなんだこいつ……って感じだったのに、ギンガ団に負けたのをきっかけに強いトレーナーを目指しはじめたところは応援したくなった。最終的には1億円罰金と言われても今日も元気だね!って思えるようになりました。

システムについて

街から街へいく道中、野良トレーナーからバトルを挑まれるのも含めて、ダンジョンを攻略して新しい街にたどりついたって達成感はやっぱり2D時代のゲームの魅力だと思った。ジムのちょっとしたギミックやギンガ団のテレポート床がとても楽しかった。あと、ひでん要員で枠を埋めなくてよくなってたのはびっくりした。手持ちと乗り越えて旅してる感は薄くなるけど、ひでんわざは戦闘だと使いにくかったから仕方ないね。

逆に、最新作に甘やかされきった視点では、ランダムエンカウント制・わざ思い出しができない・アイテムがあまり落ちてなくていつも金欠になる あたりがちょっとつらく感じた。お金に関してはバトルサーチャーで再戦すればいいので、先を急いだ遊び方しちゃったのがよくなかったな……

意外にもテンポに関しては最新作と比べても一長一短だった。捕獲モーションや進化のエフェクトはSVが短いけど、複数回ランダムの技や回復時はBDSPのが早い。
きのみを育てるときのテンポが悪くて、不満であちこちにきのみを埋めようとはならなかった。地図上でどこに埋めたか確認できるのはとても良いだけにもったいない。

なおポフィンは1回で焦がして挫折しました。

初期はバグが多くてどうこうという噂があったので、面白くなかったらどうしようと思っていた。ただ長年のファンの期待とは違っていただけで、初見でライトに楽しむぶんには普通に面白かった。

ダンジョンとしては地下大洞窟がかなり楽しかったな。シンボルエンカウントで狙いのポケモンを探しやすいし。それに化石堀りがめちゃ楽しくて目的もなくずっとやれそうだった。

昨年秋ごろからずっとポケモン漬けだったので次は他のゲームやりたいな。