『Pokémon LEGENDS Z-A』クリア感想

メガシンカやミアレに馴染みのない人間でも楽しめた。 どのくらい知らないかというと、 原作は未プレイ、登場するポケモンがすべてメガシンカすると思い込んでおり、中盤でもしや皆持ってるわけではない……!? と気づき始める程度です。 アルセウスよりアクション要素はだいぶ増えてたけど、下手でも慣れとレベルで押し勝てるのでなんとかできた。 戦闘パートは、慣れるまでどこ見ていいか分からなくてしんどいのは確か。 でも、手持ちが充実してくるとコマンドに戻れないかもと感じるほどリアルタイムなスピード感が楽しい。 今回は街中が舞台で草むらが少なくて捕獲に便利なアイテムもないので、ポケモンにはすぐ気づかれやすい。 トレーナー相手に背面取り狙ってる時間のが長かった。目と目が合う前から勝負がはじまっている緊張感はくせになる! ロワイヤルのとき道端に置いてあるカードの条件を達成するとポイントが増えたりコインがもらえるのが良かった。ほんのりローグライクっぽい。 ほっとくと好きなポケモンしか使わないから、いろんな技やポケモンを使ってみようと思えて戦闘の合間も楽しい。 マップも街ひとつだけってどうなの? と正直思っていたけど、実際はアスレチックや屋上、地下など地図に見えない立体的な探索ができて充実してた。 スマホロトムで滞空して他の建物に飛び移るのが本当にたのしい。 ただ、同じところに後で行こうと思ったとしても到底たどりつけないので、地図にはしごの位置を表示させてほしい。 今回は街の仲間と一緒に戦ってる感が強くて好き。 特に暴走メガシンカしたポケモンと戦うとき、仲間も手持ちを出して一緒に戦ってくれるのがすごくよかった。 大きい一撃が来る前に警告してくれたり、うまく攻撃を止められるとよくやった!みたいな反応返してくれたりする。 アルセウスのヌシ戦の孤独を思うとシステム的にかなり熱いのに、ストーリーでMZ団の掘り下げが薄めだったのはちょっと不満だった。 皆がみんないい子として描かれてほしいわけじゃないけど、彼らに関してはもっといいとこ見せて~! と思うところが多かったな。 だって仲間だよ!? おっちょこちょいでもいいからかわいげが欲しい。しょうがないな! って思いたい。ガイのことです。 終盤の5年前の事件がらみの話は、複雑な思いもありつつそれでも地元が好きなのが感じられて面白かった。 もともとXYが続編ある予定だったけど諸事情で出なかった、みたいな話を聞いたことがあったので、比重としてはもしかしたら終盤のほうが大きかったのかもしれない。 だとしてもよお……!! なんか冒頭から治安の悪さを見せつけてくるし、ヤバい言動の人たちがたくさんいたけど、主人公も普段のシリーズよりちょっと大人で、煽られてもノリノリで煽り返せるだけの芯があったのでさほど気にならなかったのは良かった。 例にもれず、気になるところを挙げだすとキリがないけど、それをおいてもポケモン収集や戦闘はやっぱり楽しいので不思議だなと思う。 今回はなんといっても街中にしれっとポケモンが存在していることよ。家の周りがワイルドゾーンになるなんて絶対いやなのにミアレで暮らしたくなっちゃうかわいさ。 ヤヤコマはスカーレットのときにさんざん連れまわしたから今回は違うポケモン入れよう! と誓ってたのに、街灯にとまってたり、その辺飛んでたりするのがかわいくてやっぱり手持ちにいれてしまった。 ゴミ箱の近くにヤブクロンがいたりお菓子の屋台の上にペロッパフが飛んでて本当にかわいい。 でも夜に出歩いてると、トレーナー戦じゃなくても平気で野生のゴースが攻撃してくるわ、ちょっと路地入るとオヤブンが追いかけてくるわで、ワイルドゾーン抜きにしてもよく人間が暮らしていけるな!? とは思う。おそろしい街だ。 ポケモンと暮らす世界が凝縮されていて満足でした。 DLCももう発売日まで決まっていたので、これからがんばって図鑑を埋めます。

2025-11-11

『Say No! More』クリア感想

バカゲーを求めて買ったのに、作品を通して言いたいことは結構まじめでギャップに落ちた。 社会的にノーを言うことが法律で罰せられてそうな激ヤバ社会で、大事な人からもらった弁当を上司に強奪されたインターン生の主人公が「ノー」に目覚めて弁当を取り返しにいく話。 おっちゃんコーチの指導になんか励まされた。ノーと言えなくて困るのは万国共通なのか。 ショップの動画を見てると三人称シューター系に見えたんだけど、実際は移動も勝手に進むので手触りはアドベンチャー的だった。 理不尽に仕事を押し付けてくる人が現れたらノーを突きつけるか、煽って力をためてノーというか力をためる動きをするくらい。 思ってたものとは違った。セリフ中のタイミングは任意だから読み合いっぽいちょっとした緊張感はある。 あと話が進むとノーの種類も増えて表情豊かになる。 正直なにが効いてるのかよくわからん! むかつくヤツが吹き飛んだからヨシ! 単なるクソ会社破壊ゲーと思いきや、話しかけてくる人のなかには前向きに夢を語ってくる人がいて、会社のすべてが「ノー」ではないところがよかった。希望がある。 それに、会社の柱を破壊しても何食わぬ顔してる主人公すら、大切な友人にはなかなかノーと言えない人間くささも好き。 やりたくないことにはっきりノーをつきつけることで信念が浮き彫りになって、支援者が増えてくるのが一番アツかった。 ゲーム上本当にノーとしか言ってないけど。 そこからノーの印象が前向きに変わっていくのもよかったな。 まずは気心のしれた仲間のあいだでノーを言う練習していくところとか。 否定しないことも優しさだけど、自信がない人の背中を押すのが必ずしも肯定することとはかぎらないのだ。好き。 ちょっと気になったのは、せっかく日本語字幕と音声(言い方の違いまである)が用意されてるから使いたかったけど「いやです」だとニュアンスが変わっちゃうところ。けっきょく音声だけ英語にした。 日本語のそういうとこ難しいな。でも「いいえ」だとインパクトに欠けるし。 思いがけず楽しめて満足。 元気がほしいときにまた遊びたいゲームだった。今度遊ぶときは「いやです」でやってみようかな。

2025-10-02

ブログのシステムを移行しました

テストがてら投稿。 凝った作りにしてるわけでもない小規模な趣味のブログで、月1未満の更新頻度なのに、Wordpressだとプラグインや本体のアップデートのほうが更新のたびに時間かかって面倒!!!と思ったので静的サイトにしました。 HTMLでポチポチ追記していくのも大変なので静的サイトジェネレータのHugoを使っています。 プログラミングは素人なので、テーマを借りてきて表示させるくらいならなんとか出来ても、見た目のカスタマイズしたいとか思い始めると深みにハマっていくのがまじで難しい。3年前に挑戦したときは凝りたくて挫折したからやっと変えられてうれしいー!! 一番大変だったのは、Hugoを使う前段階のPowershellの準備だったかも。パス通すってなに!? Hugoの使い方のなかだと、フォルダの構造を理解するまでが難しかった。 ページバンドル1しないと記事の中で画像のサイズを変えられないとか、記事を置くフォルダによって意味が変わってくる2とか。 最初の構築さえできれば更新は楽になるはず! フォルダの中に記事で使う画像などの素材を入れること。2通りあって素材を参照できる範囲が変わるんだけどその違いを理解するまでに時間がかかった。 ↩︎ 記事をフォルダわけすると、タグとは別の扱いのグループ分けになってしまうのが困った。表示範囲がややこしくなるため ↩︎

2025-09-28

『ドラゴンクエスト2』クリア感想

システムの進化がすごい! 私のイメージしてたドラクエのシステムは2から始まってたらしい。おもに教会。あとは酒場ができれば完璧に想像してたドラクエだ。 タイトル画面の、メインテーマと上下からロゴが出てきて合体しただけで1から進化してて感動した。移植だからかもしれないけどもうオーケストラじゃん。 しかも今回システム面も急成長していて感動しっぱなしだった。 最序盤から預け所が使える。セーブおじいさんが城以外にもいる。銀のカギを使っても減らない。聖水が店で売っている。キメラのつばさとルーラで自由に街の行き来ができる。洞窟でたいまつがなくても視野が広い。そして仲間がいる! なんて便利なんだ。さすが100年後。 途中ラダトームが出てきて、フィールドも街も同じ音楽だったのもよかった。もう懐かしい。子孫っぽい人たちがちらほらいていいね。 ただし敵が一度に出てくる数も増えたので、仲間がそろうまでぼこぼこにされていた。 やつらこっちが一人でも容赦ない。前作並みに正々堂々たたかってほしい。 こっちが強くなってもそのへんの雑魚が平気で即死技決めてきたりして、終盤というかラストダンジョン近辺はレベルを上げていてもなかなかヘビーな戦闘だった。 ラストダンジョンの中ボスに即死させられたときはちょっと泣きました。 おかげでレベル上げに張り合いがあって楽しかった。 一番しんどかったのはムーンブルクの姫を仲間にするところ。 攻略もしっかり見たのにAボタンでメニューを開いていたため、姫の目の前でラーの鏡を出せないまま男ふたりで各地をうろついてしまった。 そのせいで終盤までかなりレベル差が開いていて、ずっと姫が戦力にならなかった。いま思い出してもまぬけだ。 3を遊ぶときは、ぼこぼこにされようがパーティ全員がそろってからレベル上げをすると誓います。

2025-08-16

『ドラゴンクエスト2』クリア感想

システムの進化がすごい! 私のイメージしてたドラクエのシステムは2から始まってたらしい。おもに教会。あとは酒場ができれば完璧に想像してたドラクエだ。 タイトル画面の、メインテーマと上下からロゴが出てきて合体しただけで1から進化してて感動した。移植だからかもしれないけどもうオーケストラじゃん。 しかも今回システム面も急成長していて感動しっぱなしだった。 最序盤から預け所が使える。セーブおじいさんが城以外にもいる。銀のカギを使っても減らない。聖水が店で売っている。キメラのつばさとルーラで自由に街の行き来ができる。洞窟でたいまつがなくても視野が広い。そして仲間がいる! なんて便利なんだ。さすが100年後。 途中ラダトームが出てきて、フィールドも街も同じ音楽だったのもよかった。もう懐かしい。子孫っぽい人たちがちらほらいていいね。 ただし敵が一度に出てくる数も増えたので、仲間がそろうまでぼこぼこにされていた。 やつらこっちが一人でも容赦ない。前作並みに正々堂々たたかってほしい。 こっちが強くなってもそのへんの雑魚が平気で即死技決めてきたりして、終盤というかラストダンジョン近辺はレベルを上げていてもなかなかヘビーな戦闘だった。 ラストダンジョンの中ボスに即死させられたときはちょっと泣きました。 おかげでレベル上げに張り合いがあって楽しかった。 一番しんどかったのはムーンブルクの姫を仲間にするところ。 攻略もしっかり見たのにAボタンでメニューを開いていたため、姫の目の前でラーの鏡を出せないまま男ふたりで各地をうろついてしまった。 そのせいで終盤までかなりレベル差が開いていて、ずっと姫が戦力にならなかった。いま思い出してもまぬけだ。 3を遊ぶときは、ぼこぼこにされようがパーティ全員がそろってからレベル上げをすると誓います。

2025-08-16

『ドラゴンクエスト1』クリア感想

Switch版あそんだ。FF派だったのでドラクエ歴はビルダーズ2だけ。HD-2Dリメイク発売日前あたりの盛り上がりでなんかやってみたくなったので。 ストーリーもバトルのシステムも本当に素朴で、逆にシンプルさが楽しかった。私の不慣れでシステムに振り回されてばかりだった。 本当になにも知らないので、最初に持ってた槍を装備していないことに気付かず、スライムを素手殴りしていた。武器屋に「装備しないとな!」と言われて気づいた。 勇者の子孫以外の仲間が加入してくるものだと思っていた。さいごまでソロ勇者。 リマスター版やってるにもかかわらず、最初の数時間は王様に話しかけてセーブするしかないと思いこんでた。ファミコン補正かけすぎ。「さくせん」から中断セーブできることに気が付くまで、ずっと気が気じゃなかったので本当によかった。 魔法の鍵は道中で拾って開放していくんだという思い込みがあり、何も進まない時期があった。店売りでじゃんじゃん使わないと話がすすまないのも新鮮。 次行くところが分からないまま特にイベントのない西の洞窟で迷子になったときは、なんか敵も強いし視野狭くて見えづらいしでやめようかと思った。最近疲れた頭でやってるからすぐ投げようとしてしまう。 システムへの不慣れな点が解消されたころにはまあまあレベルが上がっていたので快適だった。 むしろレベルを上げすぎて、城より途中のドラゴン戦のほうがギリギリで盛り上がった気がする。 主人公自身への言及よりも町の人の話から伝説のロトの旅路が想像できるのが楽しかった。RPGは町の人に話しかけて情報集めてるときが一番好き。新しい町についた解放感や達成感込みで安心できるからだと思う。 姿だけはどこかで見たことある敵がたくさんいて面白かったです。 心残りは「ゆうべはお楽しみでしたね」を見忘れたまま姫を助けちゃったことぐらいかな。 2と3も買ってあるのでいずれリベンジします。

2025-06-01 · おいしい水

『都市伝説解体センター』クリア感想

※ストーリーのネタバレしてません 面白かった。ただミステリーアドベンチャーと思うとなんか違うので、ADV好きな人にこそおすすめできないゲーム。グラフィックやキャラクターには惹かれるけどふだんミステリやらないから二の足踏む、という人にはいいのかも。映像作品だったらもっと勢いで楽しめたんじゃないかな。 同じ開発の前作・和階堂真シリーズよりシナリオや操作性がパワーアップしててほしいという期待があったので、見た目と演出以外はほとんど変わって無くて正直ちょっとがっかりした。前作は1時間くらいで1作が終わるのも売りだったから、多少テンポが悪くても気にならなかったんだよね。 それでも投げずに最後まであそべたのは、演出がドラマ仕立てで続きが気になる引きだったからです。 ビジュアルも音楽も効果音もめちゃくちゃ好き。探索パートで通常時と念視使ってる時のBGMがシームレスに変わっていたり、効果音もおどろおどろしくなっていたりするところ。毎話、終盤の盛り上がるところで主題歌が流れるのも大好き。 謎解きがちょっとやさしめなところも相まって、リアルタイムで深夜ドラマを見てるくらいの気楽な気持ちで遊べたところはよかった。和階堂シリーズを遊んだときに、キャラ付けが濃かったらもっと楽しいだろうな~と思っていたので、ビジュアルが豪華だったのは嬉しかった。 ただ本当に謎解きがやさしい。推理パートがほぼ現状で把握できたことを聞いてくるだけだし、怪しいところは主人公がすべて教えてくれるので、親切なんだけど慣れてるとかなりもどかしい。そして結末がだいたい予想通りで、爽快感があまりない。 演出が豪華になったせいでテンポが悪く思えるところがある。念視の切り替えするときや気になるものを見つけた時のポップアップなど。 これまで起こったことを章の中でも細かく記録されていて見返せるのは、プレイする時間が空いても復帰しやすそうでいいなと思った。でも章が変わると前のものは見返せないし、会話しているときには開けないのがもったいない。あと任意セーブやオートなど標準装備していてほしいものが意外となくて歯がゆい。 それと、まだプレイヤーが見てない情報が先に人物相関図やセリフに出てくるのも和階堂シリーズに引き続き健在だった。情報開示の順番すらガチガチに決まっているなら、わざわざ証拠を探し回るゲームである必要がないのでなんとかしてほしい。 ストーリーを楽しむゲームだし、6話までやりきったから悪くはなかったな~とは思うんだけど、やっぱりゲームとしてかなり単調なのが惜しい。 だれでもクリアできるように作っている(参照)らしいので、私にはあまり合ってなかっただけで、物語としては好きです。オーディオドラマも楽しみだね。 私はミステリに予想を裏切られるワクワクを求めてるんだ! とはっきり分かったので、遊んでよかった。

2025-02-23 · おいしい水

『百英雄伝』クリア感想

スピンオフの『Rising』を遊んで続きが気になったので予約購入したものの、アップデートを待ったほうがいいとのウワサを聞いて最近まで寝かせていた。幻想水滸伝は遊んだことがない人の感想です。 正直言って、粗だらけのゲームだった。ただSwitch版でも言われるほどエラー落ちはしない。長時間プレイ中のままスリープさせる人は落ちやすいかも。 クリアを待たずに投げ出したくなるほどひどくはないし、面白いと思える部分もちゃんとあった。 まず、仲間集めと拠点がにぎわっていく感じはすごく楽しい。スキルツリーみたいなもので拠点を広げていくと見た目や音楽が豪華になって、ちゃんと城下町らしくなっていくのは達成感がある。 戦闘に連れていける仲間だけでも70人くらいいるにもかかわらず、誰を連れて行ったとしてもストーリー進行中にボイス付きで喋ってくれることがあるのは画期的だった。好きなキャラを連れまわす甲斐がある。 ダンジョン内の目的地までの道以外にも分岐があって、たいてい宝箱がある期待を裏切らないところも好き。このゲームは最初からマップが全部出るタイプだけど、隅々まで見ておきたい派だから何かおいてあると嬉しくなっちゃう。 あと、一騎打ちでしかけたあとの演出はHD-2Dみたいでリッチだったのでもっと見たかったな。最後の演出だけで出来の悪さをすこし許せちゃうほど。 ただ、演出がいいと思うほど話の薄さが気になってしょうがなかった。 主人公たちが同盟軍として帝国と戦う動機がいまいち深堀りされないまま「憎き帝国を絶対に倒す!」になってしまっていて、プレイヤーとしては最後までまったく気持ちが乗らなかった。ノアは特に、お人よしの一点だけで領主に頼まれるまま同盟軍のリーダーをやってて、成長してる感じがないのに協力者が増えていく。戦争になっているわりにはモブ以外の人的被害がほとんどないから深刻さに欠ける。 そのくせ、仲間集めに必須のサブイベントのひとつをホビーアニメ仕立てにしたせいで、メインの戦争やってるときよりもベーゴマやってるときのほうが前のめりに見えるのが本当によくなかった。セイよりリードのがライバルらしく見えたよ。 あと、Rising遊んでニューネヴァーの発展した姿がまた見られるんだろうと思っていたので、まったく訪れる機会がなかったのは悲しかった。前日譚とは一体……? だけどまたCJたちに会うためにがんばれたから、Risingは遊んでよかったなと思う。 システムまわりについては、もはや不満なところ挙げたら本当にキリがないので割愛するけど、テレポートが使えるころにはだいたい慣れてしまった。 それでも最後まで気になったのは、道中でルーンを拾ってもメニューからは装備ができないこと。 道中レベルが上がってルーンの装備枠が増えようが、宝箱から強そうなルーンが出てこようが、ボスに勝ってつぎの町に着くまでは一切変更できない。しかもこのゲーム、持ち物の容量に上限があるので使えるのか分からないものが場所をとる。なんなんだ。新しいダンジョンで装備を更新するのがRPGの楽しいところなのに! 全体的になんだかな~って仕様が多いゲームではあったけど、まだやれていない他のRPGや幻想水滸伝1・2リマスターを遊びたい! という気持ちはとても強くなったので良しとします。

2024-12-13 · おいしい水

2024年10月を振り返る

積み本を読んだ 小説5冊くらいを電子書籍のセールや本屋のポイントの期限やらでまとめ買いしたのが去年の12月ごろ。 映画で見て原作が気になった伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ2冊(このときはまだAXの文庫版が出てなかった)と、Hidden Legacyシリーズのネバダ編3冊。 ゲームのほうが面白くなって数か月まったく読まなかったり、小説以外が読みたくなって漫画を買ったり図書館で何冊か借りたりしていた。映画『ブレット・トレイン』はあんまり肌に合わなかったけど、原作は期待通り面白かったです。日本で映像化されたやつも見てみたいかも。 Hidden Legacyシリーズはロマンスそっちのけで、超一流同士のバトルを心待ちにしている私がいる。いろいろな異能力が出てきてスケールがどんどん大きくなるのが楽しい。ロマンス・家族とのやりとり・バトルのバランスがよくてずっと目が離せない。 今月になって買った本はやっと全部読めたので、いま読んでるHidden Legacyシリーズの残り2冊と来月出る番外編、前から気になってた原田マハ『リボルバー』を積もうとしている。 実店舗で買って読むほうがテンションがあがるけど、ロマンス小説じたいが大きな本屋でも新刊しか置いてないので通販にした。続きを読むのがたのしみ。 癸生川シリーズを遊んでる シリーズものばっかり見てるね。5月あたりのセールでまとめ買いした癸生川凌介事件譚シリーズをぼちぼち遊んでいる。いま対交錯事件まで遊んだ。2時間くらいで終わる作品が多いので、つぶやきページでさらっと感想を書いています。 4作目から思い入れが強くなってきてしまい、早く全部読みたい私とじっくり味わいたい私が衝突してる。 ゲームの積みと遊びたくて目つけてるやつはまだまだたくさんあるんだよな~~~幸せだな~~~!!! 続・SNSと距離をおきたい ここでいうSNS=8割がたX(旧ツイッター)のこと。 前回の振り返りから、本を読んだことによるバフもそろそろ切れている。そこで体調を崩して、本もゲームもやる気しなくてとたんにスクリーンタイムが爆増した。 これで前みたいに休みをSNSに捧げ続けるのは嫌だなと思ったので、今月は週2回だけSNS系サイトを解禁することにした。 結果として、解禁日に死んだ目で1日中スマホを見てる人になっただけだった。 続けてまったく触らない分には平気なのに、山ほど触った次の日から解禁日までの数日をまたそわそわして過ごさなきゃいけなくなるのが本当に辛い。 というわけで、特定の数時間だけ見てもいいことにしてみた。夕食が終わるくらいの時間から3時間。 書き出してみるとだいぶ日和ってるけど、日によって時間に開きがあるのと、また失敗した!と思いたくないからゆるめに。 時間制限をかけたことで、限られた時間で見たいもの、私が期待してる情報が何なのかをやっと自覚できるようになった。それらが出てこなかったときに離れてもそこまで苦しくなくなってきてるのが嬉しい。本を読む時間も増えたからとりあえずこれで続くといいな。 書いてて思ったけど、制限だけじゃなくて元気じゃないとき用の単純なやることも考えといたらいいのかな。むずかしい。

2024-10-31 · おいしい水

『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』クリア感想

カイロソフトのゲームは面白いという評判を聞いていて気にはなっていたものの種類がありすぎて何から手をつけていいのかさっぱりわからず、今回満を持してドラえもんのドット絵に惹かれて買った。区切りらしい1年目が終わったのでまとめます。 初めてのカイロソフト、かつ藤子・F・不二夫先生の作品はドラえもん以外ぜんぜん知らない人間の感想です。 お店経営シミュレーション。客の満足度をあげて儲けるためにいろいろやっていく感じ。 食材を集めて新しい商品をつくる 売ったお金で敷地内に座席や新しい施設を建ててお客の満足度を上げる 既にあるメニューの完成度をあげてコンテストに出る 客候補の好むメニューを作って招待する そのあいだに、評判を聞きつけた人からの依頼や客からの要望をかなえるなど、イベントが挟まってきてとにかくやることが多い。何かに手を付けてる間に別のことが始まってあれもこれも、とやってるうちに気が付くと寝る時間を超えて余裕で数時間経っている。おそろしいゲーム。 日中ゲームをしていない時間もいろいろ考えてしまうほどのめり込んでしまって、危うくどら焼き屋を本業にしそうになった。 出された条件を基にランクが上がって敷地が広がるんだけど、どら焼き以外の和菓子を作るのはまだしも、だんだん別の施設を乱立させていくようになり、コロッケ屋とスキー場と空港と宿泊所と巨大なロボット数体を室外に建てることになってくる。私はいま何屋さんなんだろうと思ってしまった。和菓子屋というかもはや店を核としたおおきな街を作っていたのかもしれない。 チュートリアルがさっぱりしていてはじめのうちは分からないことだらけだった。やっていくうちにこういうことかな?ってわかっていく手探り感が楽しい。 施設の雰囲気とか魅力のあげ方とか、セオリーが分かっていればもっといい感じに稼げそうなのに! ってもどかしさが途中から出てきたので、ハイスコア狙いの効率的なプレイもやってみたいかも。営業時間が無限に続く感じだから、敷地が広がるほど客も増えて大々的な改装はしづらい印象だった。視点が俯瞰で固定なのもあって、テレビにつなげて遊んでても何を置いたのかあんまり見えないんだよね。 基本的に雰囲気ごとに装飾と座席を敷き詰めればいいみたい。それでも物のあいだに1マスは通路が必要という縛りがあってどう置けばいいか試していくのが面白かった。 知らないなりに原作の小ネタがたくさんあるんだろうなというのは伝わってきた。 客にアイテムを渡すと満足度が底上げされるんだけど、加えてイベントが起こるものがある。知らなくても一覧で特殊な何かがあるのはわかるようになってるとはいえ、知ってたらかなりニヤニヤできる要素だろうなと思った。キテレツに大百科をわたすとコロ助が出てくるとか。 特にドラえもんは主役だけあって劇場版のキャラもたくさんいて、食材探しの敵や客として出てきてるみたいだった。出会うきっかけが設置アイテムだったりしてわくわくする。ほとんど見たことなかったけど見てみたくなりました。満月親子とピー助が気になった。 こんなのめりこんで遊んだのは久しぶりだったので大満足でした。

2024-09-03 · おいしい水