eclipse chapter10「犠牲」

完結まで待たなくても読みたくなったら読めばいいんだよね
2章ぶんたまったらまとめて読むくらいが私にはちょうどいいかも
他のスマホゲーと比べたら1章の分量が短いわけじゃないんだけどね……

新キャラ

前回の血だらけスチルでベアータは危ない人だな~と思ってはいたけど、もっと根本から危ない人だった
ずっと温泉街にいて外の世界を知らないから、かけられた言葉のひとつひとつが重い
ベアータ拾ったときのイズミって今の人なのかな
カブが前に会ったときは別の姿だったみたいだけどそれが何年前のことか分からないし、そこ以外で他の幻日が言及してた記憶がない
囚われの身という意味ではティトリマとベアータは似てるね
ベアータがイズミの言葉に依存して生きてきたように、ティトリマも王族として生きてきた9年のことがそれを許さないんだ
ティトリマは自分だけ守れたら楽になれるけどもう自分なんて何もなくなっている
だから復讐がどうなったとしてもその後のことが気になるんだよ私は
ベアータの話したいのに脱線しまくってる 貫通強そうだし実装待ってます

亜人と虫族

復讐に対する助言のなかでナイジェルの話が一番説得力あるな~と思った
彼だけは実行して阻止されたうえでの反省だからかな?
連邦の自分さえよければをたくさん見たあとだと正義感あるだけでまともに見える
ただナイジェルは未だにすぐ手が出るし、一人で突っ走るイメージが強いからリーダー(自称)にしか見えないのが心配でしょうがない
いずれ国にしていくつもりなら人の話もっと聞いてくれ
それはともかく、亜人に限らず弱い立場の人たちのことを考えてアトラス再建しようとしてるって分かったのは大きい
亜人の人たちは彼の行動力があるところを買ってるんだろうね
ただナイジェルは周りが止めてくれたから今の考えになれてるだけで、周囲が復讐を望んでる状態ではちょっと助言したってしょうがないと思うんだよね
ましてほとんどは連邦の人間だし
少しだけ命を守るほうに傾いたのは、内容よりも境遇が似ている人の助言だったからかもしれない
大変でもアトラスに逃げること第一に考えてほしいけどなあ

裏切り

この章の終盤2話、刺激が強すぎてクラクラしたわ
姫や臣下は自分で立て直すチャンスを選べる立場だけど、虫族の民はそのあいだ先が見えないまま生きなければならないってギャップをまざまざと見せつけられた
せっかく虐×から生き残れて陰でも生きる道を探そうとしていたのに、必ず復讐してくださいって懇願しながら×されていくところ、思い出すだけで鳥肌がたつ
それでティトリマを止めるのが急場しのぎでお願いしたとはいえこれまで助けてくれた側の人たちってのがねーーー!!!
心中ではまったく納得していないのはわかるけど、パンなんか逆らったら連邦出られずに死ぬかもしれないからどうしようもない
マオも手近な戦力を考えただけで狙ってはないはず
でもこの形式上の敵対が完全にティトリマが壊れた 棄権宣言しそうになるところまで本当につらい(好き)
ここの巻雲は唯一復讐することを否定しないんだよね
自分が死んだとしても生きててほしいって愛じゃん
これまでのティトリマの片思い感はピンとこなかったけど今回はたしかに愛だった
昇平祭の足のケガのことを考えても、ティトリマも巻雲は×したくないと思っているのを気づいてて逆手にとって蝶を返さないように見える 策士
そのうえで「生きてください」はもはや呪いだよ
あとメイ これトドメでしょ
お金第一もここまで思想と関係なく貫いてると一周回って好き
ひたすら運が良かったと言うところとか、自分の頭が悪いから分からないけど相手は正しいって立ち回りするとかにメイなりの哲学を感じる
生き残るためにお金以外何もいらない、そのためなら相手のために手段を選ばず立ち回ると割り切ってるから強いんだよね
ティトリマに足りないのはそのへんの思いきりだな〜〜
個人的に復讐することを望んでいるのでティトリマが決意を固めてくれてほっとした 11章も追って感想を書きます

おまけ:レイの会話(動画)