『7days to end with you』クリア感想

言語解読アドベンチャー。ストーリー性というよりは解読していくのが楽しい感じ。switchでやったけどsteamにもあるよ。スマホ版だけはバージョン古いらしいので今から遊ぶならどっちかで。

目が覚めたら記憶がなく言葉の通じない女性がそばにいて、この人は思い出すのを手伝ってくれるっぽい。みたいな話。何言ってもネタバレになっちゃうからコンセプトが気になったらサクッと遊んでほしい

最序盤の、文字も読めないし何言ってるか分かんない、不安なまま手探りなところが理解したいって気持ちにさせられてよかった。

ゲーム性は本当にシンプル。解読するために部屋にあるものを全部女性にたずねて単語帳にメモしていく。確認するために料理したり作業手伝ったりする。単語ひとつにピンときてからがすごく楽しい

その人が笑ってるから良いイメージの言葉なんだろうなとか、別の場所に置いてある同じものを探して辻褄が合うか試してみたりとか。物を探して右往左往するのが楽しい。
中盤からイベントが起こると状況から中身がわかって修正したりって機会になるのも面白い。
1日終わると夢の中で選択肢の中からヒントをもらえるのも進める楽しさに一役買っていた。

ストーリーを会話から知っていくことが目的だから感想はあいまいに書いておく。
進むほど彼女への愛着が湧いてきて、彼女自身のことももっと知りたいって思った。
全体として何が起こったのか、なんならこの作品で描かれてることのほとんどにゲーム内では正解を示さず自分の物語として想像させる作りであること自体がこのゲームの魅力だと思う。

気になった点としては、
単語帳からその単語が出てきた状況を一覧できるんだけど、背景が暗かったり前後の文脈が見返せなくてちょっと分かりづらかったかな。
あと操作が基本的にマウス向きな感じでオブジェクトも小さめ。
当たり判定もちょっと大味で、その人に当たっちゃうからいちいち左右にずらさないといけないとか、紙切れの上の図を指したいのに1回やると下にあるものに反応しちゃうことがあった。

あとエンド分岐は私の頭では辿り着けなかった。くやしい。

1周がサクッと終わるのでなにか遊びたい短い休みのときにおすすめです。きっと周回したくなる。